2017.05.11

[Research Plan] GIS in Education (M1 Tetsuya Hasegawa)

Hi, my name is Tetsuya Hasegawa. I'm very excited to join the Ylab! As an undergraduate, I studied philosophy at Komaba. However, an extracurricular project that I joined in those days made me more and more interested in Media Art as a way to represent thoughts. I was immersed in how IT and design could be utilized to awaken deep thinking and sharpen our sensibility. I hope researching at Ylab and Graduate School of Interdisciplinary Information Studies will be an opportunity to make the foundations for developing medias that could make our life more flavorful.


The aim of the project that I took part in my undergrad days, was to make the map of the 21st century so as to revolutionize the way we see the world. Looking back at the history of maps, we could see how maps worked as a media to represent the modern understanding of the world and how those visualizations have struck the worldview of the people. Nowadays, as the information revolution progresses, technologies such as satellite observation, world-wide sensor networks, and supercomputer simulations are making it possible for us to see the world in such dpi than any previous generation could have dreamed of. My passion is to design media platforms that interface this rich information to a human sensibility.


From these backgrounds, I am now focusing research on GIS in education. GIS stands for, Geographical Information System and is defined as "A set of integrated software programs designed to store, retrieve, manipulate, analyze, and display geographical data-information" (Fitzpatrick and Maguire 2000). Unfortunately, the current global landscape of GIS learning remains small (Kerski, Demirci, Milson 2013). However, previous research has revealed how GIS learning has various educational benefits which hold significant importance in the modern society. Such examples are, spatial thinking (Huynh 2009; Lee and Bednarz 2009; Bednarz 2004), constructivist problem-based learning (Audet and Paris 1997; Bednarz and Ludwig 1997), field research (Huynh et al. 2012), multi-disciplinary learning (Broda and Baxter 2003; Rød, Larsen, and Nilsen 2010; Lateh and Muniandy 2011), combining time-scale analysis (Science Council of Japan, 2014), and obtaining technical skills (Forster, Burikoko, and Nsengiyumva 2012, 213).


As like this, I am now conducting a broad literature review on "GIS in education" to develop a general understanding of the landscape.


[Tetsuya Hasegawa]

2017.05.04

【今年度の研究計画】学習者の自己評価の変容を促す実践の開発とその評価(M2 根本)

新年度が始まってはや1ヶ月が経ちました。
一般的には所属するコミュニティが変わったり引っ越しをしたりと、新年度が始まったなーという気分を感じる出来事が多いと思うのですが、こと学際情報学府の修士2年となるとそのような気配は全くありません。(新入生の方もいらっしゃるのですが、その方たちも1月からゼミに参加したり、3月には一緒に春合宿に行ったりとすっかり顔見知りになっています)

修士新2年生にとって4月の大きな節目は「研究構想発表会」です。1年間何をやってきたのか、これから1年間でどのような研究をやっていこうと思っているのかを修士2年生がまとめ、先生や同級生、新しく入学した修士1年生の方に向けて発表し、コメントをいただくというイベントです。
これが4月の頭にあり、3月末から4月頭にかけてはその準備にかかりきりでした。終わった後はその結果を振り返ってこれから1年間の研究方針を考える...とやっている間に4月も終わりに差し掛かっていて「そういえば新年度始まっているのか」と思いながらブログを今書いている、そんな感じです。

新年度始まった感は薄いのですが、一方で修士論文を書く時期が近づいてきたな...という実感は増すばかり。気を引き締めて今年も頑張っていきたいと思います。ということで、抱負も含めて現在の研究計画をご紹介します。

昨年時点の研究計画は「学び方」についてだったのですが、1年を経て現在は「評価」について研究をしようと考えています。「評価」に関する研究と言うと多くの場合は「成績評価」や「人事評価」など、他者に対する評価が注目されますが、私の研究では学習者自身が自分のことを評価する「自己評価」について扱う予定です。


【研究タイトル】
学習者の自己評価の変容を促す実践の開発と評価


【背景】
学校を出た後も学び続ける生涯学習の重要性が増す中、学校教育において学び方を学び、上手い学習者になることが必要だと言われます(Stringher et al., 2014)。上手い学習者になるためには自身の学習成果や学習内容を自分で評価する「自己評価」を行うことが重要とされています(Boud, 1995)。
実際、自己評価が適切に出来る人は学習の仕方も上手いと言われており(Panadero & Alonso-Tapia, 2013)、学習者が適切な自己評価が出来るように支援をすることは重要と言えます。


【先行研究とその課題】
適切な自己評価ができるようにするためにはどうすれば良いか?という観点からこれまで多くの研究がされて来ました。まず取り組まれたのが「先生(などの熟達者)と生徒(などの学習者)の評価が揃うためにはどうすれば良いか?」というテーマでした。例えば英作文を10点満点で採点する時に先生が6点をつけたのに生徒が8点をつける、ということが度々起こります。こうしたずれをどのように解消していくかという問いに対し、ルーブリックと呼ばれる評価ツールを使って採点をさせる方法や、良い答案例と悪い答案例を見せて良い英作文を考えさせる方法など(Lin et al., 2015)が提案されています。

一方で「先生と生徒の評価のずれはなぜ起きるのか?」という点に着目した研究もあります。一つの理由として、「先生と生徒ではそもそも見ているものが異なる」ということがあります。医師教育のケースですが、医師の診療行為を評価する際に熟練の医師は医師の認知的側面(例:どのような症例を検討したか)に着目するのに対し、研修医などキャリアの浅い医師は情動的側面(例:どれだけ患者に真摯に向き合ったか)に着目する、という違いがあることが指摘されました(Arnold et al., 1985)。

ここから、適切な自己評価ができるようにするためには評価項目に着目した支援が有効であるという仮説が考えられます。つまり、「何について評価するか」という観点を変化させることで自己評価が適切になるのではないか、という仮説です(Ward et al., 2002; Tan, 2012)。こうした仮説や、そのモデルは提案されてきましたが、実際にどのような支援を行えば良いかという研究はこれまであまり行われてきませんでした(Panadero et al., 2016)。そこで、本研究ではこの点に着目した実践を実施し、自己評価の項目に変化が起きるかを調査します。


【実践の方法】
現在、どのような実践が効果がありそうかを文献調査やフィールド・ワークなどをしながら検討しているところです。授業やワークショップの後に自己の取り組みを評価してもらい、その中身を見ながら「どういうことをすると自己評価が変わりそうか?」ということを考えたりしています。


【関心を持ってくださる方とお話してみたいこと】
「同じことをやっていても評価のされ方が全然違った」「自分に対する評価の仕方が変わった」という経験があれば、ぜひお伺いしてみたいです。例えば、同じ計算問題を解いていても「丁寧にやっていて良いね」と言われる一方で「もっと早く解きなさい」と言われたり、英会話で「文法を丁寧に」と言われる一方で「とにかく伝わるようにしなさい」と言われたり...そうした経験に対して考えたこと、感じたことなどあれば、ぜひお聞かせください。


【根本紘志】

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