| 会議名 |
東京大学大学院情報学環・福武ホールオープニング記念シンポジウム「世界の一元化に抗して文化に何ができるか」 |
| 日時 |
2008年 5 月10 日 (土) 10:00~18:00 |
| 会場 |
東京大学大学院情報学環・福武ホール
アクセス方法は、以下のURLをご参照下さい。
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
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| 主催 |
主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 助成:財団法人福武学術文化振興財団
協力:(株)サイマル・インターナショナル |
| 定員 |
180名(要予約) |
| 開催趣旨 |
世界は、ひとつの色、ひとつのかたちでできているのではありません。数限りなく異なる色とかたちが混ざりあい、 しかししばしば混ざりあうことを拒みながら共存し、複雑で変化に富んだ模様を織りあげています。わたしたちは、そのような文化の多様性を、未来の人類のための資源として守らなければならないと思います。>
無数の音があります。無数の匂いがあります。無数の光があります。わたしたちが見ること、感じることができるのは、そのごく限られた一部でしかありません。しかもわたしたちの感覚は、テレビを見、インターネットにアクセスし、グローバリゼーションという名のもとに送られてくる情報と商品の大波に翻弄されるなかで摩耗し、多様性への感知力を失ってきているのではないでしょうか。
多様性の原基は何でしょうか? わたしたちは、それが地域であると考えます。地域は無数の個性を内包し、決して一元化されることがありません。そのような地域に関わりながら、時間を遡行して死者の聲を聴き、国境を越えて広がる対話のなかで他者の声を聞く。そうした作業の中で、世界が巨大な帝国の傲慢な論理によって一元化されていくことに抗したいと思います。わたしたちに、そのようなしなやかな抵抗力ある未来への航海を可能にしてくれる舟のひとつが、現代アートです。
福武總一郎氏と北川フラム氏は、これまで瀬戸内海の直島と越後妻有のふたつの地域で、「地域を元気にする」アート・プロジェクトに取り組んでこられました。多くの世界的なアーティストと共に地域の村人たちがプロジェクトに参画し、アートを通じて地域と世界をつなぐ実験を重ねてきました。
今春、その直島や妻有とは対極にあるかに見える東京大学本郷キャンパスに、福武總一郎氏のご寄附により、建築家安藤忠雄氏が設計した「情報学環・福武ホール」が誕生しました。この新しいスペースの誕生を記念して、私ども東京大学大学院情報学環は、福武氏と北川氏が育んできた直島や妻有のアート・プロジェクトと、これからオープンする東京大学の新しい学びの場を結びつける試みを開始しようと思います。
中央から遠く離れて自然の中で地域からの取り組みをしている直島や妻有と、巨大都市東京の中心近くにあり、しかも日本の知のピラミッドのシンボルでもある東京大学の間には、随分と距離があると思われるかもしれません。しかし、わたしたちはそのような距離があるからこそ、この試みには価値があると思っています。
東京大学が日本の知の中心であるならば、そのような中心性を、世界の多様性に向けて内破すること。そのような試みを、わたしたちはアカデミズムの現場の人間とアートの現場の人間の協働を通じて試みたいと思っています。
その最初の試みとして、シンポジウム「世界の一元化に抗して文化に何ができるか」を5月10日(土)、福武ホールにおいて開催いたします。ぜひご参加いただき、新しい空間でのさまざまな実験にご協力いただきたく、ここに心よりのお願いを申し上げる次第です。
東京大学大学院情報学環長
吉見 俊哉
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| プログラム |
10:00~12:00
第1部 事例報告~それぞれの現場から
報告 1: キドラット・タヒミック (アーティスト/フィリピン )
報告 2: アレキサンドロス・プシフゥーリス (アーティスト/ギリシャ )
報告 3: ウォン・イル (ミュージシャン/韓国 )
報告 4: 藤幡正樹(アーティスト/東京芸術大学大学院映像研究科長/日本)
報告 5: 北川フラム(地中美術館総合ディレクター/越後妻有アートトリエンナーレ総合ディレクター )
13:30~14:30
第2部 各界専門家によるコメント
鷲田清一(哲学/大阪大学総長 )
筑紫哲也(ジャーナリスト)
西垣 通(東京大学情報学環教授)
14:30~16:30
第3部 パネル・ディスカッション
パネリスト: 第1部および第2部出演者
コーディネーター: 吉見俊哉 (東京大学大学院情報学環長 )
16:30~17:00 パフォーマンス
PURI (韓国)
17:00~18:00 懇親会
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| 参加費 |
3,000円(同時通訳、昼食代込み) |
| 申し込み |
情報学環・福武ホールオープニング記念シンポジウム事務局
Tel: 03-5841-0328│Fax: 03-5841-0322│E-mail: fos2008@ylab.jp
(お名前/ご所属/連絡先を明記の上、メールまたはファクスでお申し込みください。)
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